『「内定ゴール」はキャリアの墓場。入社初日に“期待外れ”の烙印を押される人の共通点』

「転職」市場が活発化しており、これからのキャリアについては

転職でキャリアアップを目指す、という考え方が主流になっていくことでしょう。

これまでの日本における年功序列のキャリア形成とは違い、

自分自身でキャリアのあり方を見つめ、目指すべく理想像へ向かって転職を検討することも多いのではないでしょうか。

ですが、転職エージェントとして一つ、転職における注意点をお伝えできればと思います。

今回は具体的な行動ではなく、考え方に関する内容となっておりますので

今後転職活動を行う方の参考になれば幸いです。

今回お伝えしたいことは、「転職はゴールではなく、スタートである」ということです。

内定通知書は「ゴールテープ」ではなく「入場券」に過ぎない

転職を志す方は少なからず今よりもいい職場を目指して転職活動を行う方がほとんどではないでしょうか。

給与・人間関係・業務内容、何か一つでも今よりいい条件を目指して転職活動を行うと思います。

活動開始したタイミングは高い志を持って、企業を探して面接を受けて、

無事内定を得た暁にはとても喜ばしいものかと思います。

ですが、ここで一つ転職の落とし穴がございます。

それは、内定が出た瞬間に全てが終わった、ゴールだと思い、

燃え尽き症候群のようになってしまうことです。

内定が出た瞬間に勉強をやめ、現職の引き継ぎも適当になり、

入社まで「余生」のように過ごそうという考えは大変危険です。

実際、さらなる成長を目指して転職活動を開始したのに、終わる頃には「転職すること」が目的となってしまい、転職後は思うように活躍ができない、

それどころか思っていたのと違うという些細な理由でまた転職をする、これを繰り返してしまう方が多いのも事実です。

企業側からすれば、内定を出し、入社を迎えるその日まであなたへの期待値は最大化しています。

そのような状態で、余生のように休暇期間を過ごしていては、

実際入社した際に初週で「あれ、思ったよりできないな?」と失望されるリスクがあります。

せっかく志を持って入社したのに、企業側の期待と自信の期待に大きな乖離が生じてしまいます。

せっかく転職をして、環境を一新したのですから、

目指すは次の新しい環境での成長でしょう。

そのためには何が必要なのでしょうか。

入社後に「評価を120%」にする人の事前準備

新しい会社へ入社後、評価される人は

入社初日までに次の仕事への勝負を開始しています。

そもそも、転職先を決めるタイミングで入社後の3ヶ月に自分自身に何を求められているのか、

何を期待しているのかを把握しておくことは大切です。

そして、その知見を失うのを防ぐだけでなく、刃を研ぐことが大切です。

それだけではなく、業務で使うであろうツール(Slack, Notion, 特定のソフト)や業界の最新ニュースを入社前に「息を吸うように」使いこなせる状態にしておくことが大切です。

最初の90日で「信頼の貯金」をバグらせる技術

転職した後に大切なことはいきなり大きな功績を出すことではありません。

むしろ、前職と全く違った業界や職種の場合はそんなことはまずむりでしょう。

転職後に求められることは、誰でもできるが誰も徹底していない部分です。

「議事録が最速」「挨拶の徹底」「不備をすぐに治す」など、誰でもできるが誰も徹底していない部分を徹底することで小さな信頼を得ることができます。

また、質問の質を上げておくことも大切です。

「わかりません」ではなく、「ここまで調べましたが、ここから先がわかりません、私は〇〇と考えていますが、合っていますか?」と相手の時間を奪わないコミュニケーションが大切です。

なぜ初動がすべてなのか

なぜ最初の90日では小さな信頼が大切なのでしょうか。

実は、最初の1ヶ月で「デキる」と思われれば、その後は加点方式になります。

ですが、逆に「デキない」と思われれば、全ての行動が減点方式(監視対象)になる。

まとめ:市場価値は「入社後」にしか決まらない

転職活動は「自分を高くうる」作業です。

ですが、転職に成功し、晴れて新たな会社へ入社した後は

「売った価格以上の価値を届ける」ことが大切になります。

内定を獲得した後こそ、一番ストイックになる必要があり、

それが次のキャリア構築へつながる最短ルートとなるでしょう。

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