【よく聞く「平屋」って何!?】今さら聞けない平屋の特徴とメリット・デメリットを徹底解説

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「平屋」ってよく聞くけど一体何?

何がいいのか全然わからない・・・

という方に向けて、平屋とはなんなのか、メリット・デメリットを交えて徹底解説

実際に家づくりを検討し始めて間もない頃、

平屋が流行りということは聞くけど実際に平屋がいいのか、それとも普通の二階建てがいいのか

という悩みを持たれている方を非常に目にします。

そんなお悩みを解決するために、平屋の特徴から、メリット・デメリットまで徹底解説します!

平屋とは?

平屋(ひらや)は、階数によって建築物を区分する際の一区分で、1層の建築物を指す。一階建て(いっかいだて)とも呼ばれる。「平家」とも表記される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/平屋

ウィキペディアによると、平屋とは上記の建築物を指します。

より、わかりやすいように言うと

「2階部分がない、1階のみの家」

となります。

では、そんな平屋のメリットを5つ紹介します。

平屋のメリット

1.効率的な生活導線

1階部分しかないため、生活の全てをワンフロアで完結することができます。

家に帰ってきてから、手を洗う・服を脱ぐ・洗濯・料理・就寝まで

全てをワンフロアで完結できると言うことは、

生活をする上でかなりストレスフリーになります。

ただし、玄関の位置だけは間取りを決める段階から気を付けておきましょう。

玄関の位置を、リビングから遠い場所にすると

玄関からリビングへの道がかなり遠くなってしまいます….

できるだけ、玄関を家の中心に配置することを心がければ

家中のすべての場所への移動が平均的にスムーズになります。

2.階段のないバリアフリー

何度も述べていますが、平屋の家は1階のみで構成されている家です。

つまり、2階部分がないため、階段を昇り降りする必要がありません!

夫婦と両親で住む場合や、将来的に自分が年老いた時に足腰が弱くなった時を想定しても

大きな困難につながる可能性は低いでしょう!

また、完全に1階のみの構成にすれば2階に子どもがいくと言うこともなく、

階段から落ちると言う心配もなく、子どもが帰ってきた時もすぐに気づくことができます。

3.安定した構造・耐震性

1階部分で構成されていると言うことは、2階部分の重みが1階にのしかかることはありません。

地震大国の日本にとって、いつ地震が起きるかという恐怖は常に付き纏います。

昨今の建築技術では、耐震性能がかなり高くなっておりますが、それでも

平屋の1階部分のみの構成というのはかなり耐震性に優れていると言えます。

2階が崩れるという心配がありませんからね!

とても心強いです!

4.間取りを考えやすい

実際に平屋にすると決めてから、間取りを考えると思います。

通常の2階建の家にする場合、1階から2階にいくための階段の場所はかなり迷うポイントになります。

1階のどこに階段を配置するか、そして、2階部分のどこに繋がるようにするか

考え出すとかなり複雑になります。

それに対して平屋の場合は、階段の場所を考える必要がありません。

玄関口からの生活動線をどのようにするかに重点を置くことができるため

比較的間取りを考えやすいと言えるでしょう。

5.メンテナンス費用の抑制

え、メンテナンス費用の抑制まで!?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、その通りなのです。

家というものは建ててから終わりではありません。

その後の定期的なメンテナンス、特に外構の補修にはお金がかかります。

それはなぜかと言いますと…2階部分の足組みを構成することがかなり費用がかかるのです。

それに対して、平屋には2階部分がありません。

なので、メンテナンスがかなり行いやすく、2階部分の足場を構成する必要もないため

メンテナンス費用を抑えることができるという仕組みなのです。

ここまで平屋のメリットを紹介してきましたが、

メリットのみではありません。次はデメリットも紹介していきます。

平屋のデメリット

1.広大な敷地が必要

まず、何よりも敷地が必要になります。

生活の全てを1階で完結するためには、通常2階に配置すれば良いこども部屋や、

物置用の屋根裏部屋なども全て一階に配置する必要があります。

そうなると、必然的に通常の2階建よりも敷地としては広くなってしまいます…

2.坪単価が高くなりやすい…

平屋と、2階建の建物で同じ延べ床面積の家があったとしましょう。

平屋の場合、2階建の家に比べて屋根と基礎の面積が2倍となります。

例えば、1階が20坪、2階が20坪の合わせて40坪の総2階の家では屋根は2階の上にしかなく、

基礎は一階の下にしかなく、こちらも20坪を作ります。

しかし、平屋で40坪にすると、

1階すべての上に屋根があり、すべての下に基礎がああるため、

屋根も基礎も2倍の40坪で作る必要があります。

屋根と基礎は材料や作る手間がかなりかかってしまうため、

それらが多いと結果的に家を建てるコストが高くなるということです。

3.防犯面で注意が必要

平屋の場合、すべての部屋が1階にあるため道路からの視線を気にして間取りを決める必要があります。

例えば、大きな道路に面している側にリビングを設置したら、

いくらカーテンがあると言えどプライバシーに関しては不安になる部分があるでしょう。

(外からこの家に今人がいるかどうかが一目でわかります。。。)

可能ならば、道路側には庭や塀を設置して

部屋から道路の距離を確保し、プライバシーを守りましょう。

4.日当たりや風通しに注意

立地や、周辺環境によっては、日差しや風が家の中まで届きにくいケースがあります。

光や風を十分に取り入れるために、コの字型やロの字型にして

中庭を設けたりするなど多少の工夫が必要になります。

また、南側に部屋を設け、北側に廊下や水回りを配置する間取りが多いですが、

北側にも忘れずに窓を複数設置しましょう!

まとめ

平屋には、メリット・デメリットともに存在します。

多くの人には、一生に一度のマイホームづくりとなるため、

しっかりと自分の理想の家と相談しながら、果たして平屋がいいのか

それとも2階建がいいのかを決めていくといいでしょう!

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