普通に仕事をして、普通に生きていく。それだけで立派なことなのに
ふと我にかえるとこのままでいいのか、この生活をこれから先何十年も続けていくことが自分の幸せなのかと不安になることはありませんか。
私は中学生の頃から将来は社長になる、と漠然と思っていましたが、
いざ社会に出た時に気づいたことは私は社長になりたいのではなく、
「お金と時間に縛られない人生」がいいという思いでした。
当時の私はそれを実現するためには社長になるしかないと思っていたのです。
会社員を続けている中で日に日にその思いは増していく一方で
現実とのギャップに日々不安が募っていくばかりでした。
今回は同じように人生に不安を抱える方のためにその不安を原動力として人生を歩んでいくマインドを解説していきます。
「不安」は、あなたが「より良く生きたい」と願っている証拠
そもそも不安を感じない人生はどのような状態でしょうか。
そんな状態はほとんどあり得ないとは思いますが、私としては精神的にも物質的にもゆとりがある状態であることが大前提だと思っています。
ですが、現実はそう簡単ではありません。
望めば手に入るような優しい世界ではないため、不安を感じる日々の方が多いと思います。
ですが、この不安を感じるのは私たちが弱いからではないと思います、
理想について嫌気がさすほど考えた結果、現状と理想のギャップを正しく認識できていることが原因なのではないでしょうか。
そこから生じるエネルギーが不安であり、それを漠然とした「心配」という浪費に使うか、
不安を原動力として「行動」という投資に回すかの選択こそが人生の分かれ道だと思っています。
より良い理想を実現するためには、不安を原動力として行動という投資を行うしかないのではないでしょうか。
「愚痴」が普通の世界から、「行動」が普通の世界へ
ふと周りを見渡せば、居酒屋で上司や同僚、会社の愚痴ばかりをいう会社員が目に入ると思います。
彼らにも守るべきものがあり、日常を大きく変えられない状況であることでしょう。
ですが、理想を掲げる私たちにとってそれが普通ではないと思います。
自分の不都合を全て環境のせいにして1日を終える、これでは人生は変わらないでしょう。
私たちのスタンダードとして持つべきマインドは
「嫌なら変える。足りないなら補う。不快なら動く」
というマインドだと思います。
この極めてシンプルで誠実なアクションが、嘲笑されることなく「当たり前」として受け入れられる文化を醸成していくことが大切なのではないかと思います。
そしてそれを周囲に働きかけ、その人たちを変えることは至難の業ですし、
難しいのではないかと思います。
まずは自分にできること、自分の中のマインドから醸成していくべきだと思っています。
人生をドライブする「3つのレバー」:具体的仕様書
私たちが人生に不安を覚え、そしてそれを変えられないでいるときは人生が停滞しているときではないでしょうか。
人生が停滞しているとき、人は「根性」という存在しないボタンを押そうとします。
しかし、実際に動かすべきは以下の3つの物理的なレバーです。
1. 【ハードウェア】エネルギー・マネジメント
「脳というCPUを、常に最高出力で回し続けるための物理メンテナンス」
どんなに優れたOS(思考)を積んでも、ハードウェア(身体)が熱暴走していたり、電力が不足していたりすれば、パフォーマンスは出せません。
- 具体的な操作:
- 血糖値のコントロール: 午後の猛烈な眠気やイライラ(脳のバグ)を防ぐため、食事による血糖値スパイクを徹底的に排除する。
- 睡眠の「聖域化」: 睡眠を「休息」ではなく「翌日の戦闘準備(メンテナンス時間)」と再定義し、最短ルートで深い眠りに入る環境を整える。
- 低強度運動のルーティン化: メンタルの安定はセロトニン(脳内物質)に依存する。週数回の運動は、脳の「冷却ファン」を回すのと同じ義務である。
身体において目指すべき理想の状態は朝起きた瞬間から夜眠る時間まで、
「やるべきこと」に対して常に120%の集中力を即座に投入できる安定した状態だと思います。
2. 【ソフトウェア】ロジック・マネジメント
「感情というノイズをフィルタリングし、『実行』のみを選択するOSの更新」
次に目指すべきはマインドをコントロールできる状態です。
前回の記事でも触れた「恐怖」や「不安」は、OS上で暴走する不要なバックグラウンドプロセスです。
これを強制終了し、リソースを奪還します。
- 具体的な操作:
- 感情の「外部変数化」: 不安を感じたら「あ、今脳内でエラーログが出たな」と客観視し、感情に名前をつけて保存するだけで終わらせる。
- 心理的ファイアウォールの常駐: 他人の不機嫌や評価を「パケットのドロップ(受信拒否)」として処理し、自分のサーバー(心)まで到達させない。
- 「完了」を唯一の評価軸にする: 質や結果ではなく、「決めたプロトコル(手順)通りに動いたか」だけを評価し、自己信頼を積み上げる。
理想の姿に到達するためには気分が乗らな日でも行動を継続していく必要があります。
その日の気分任せで行動するかどうかを決めていては、理想の実現はなし得ません。
気分が乗らなくても、周囲が荒れていても淡々と行動を走らせ続ける鋼の自律性を備えるべきだと思います。
3. 【アセット】マーケット・マネジメント
ここは人によって分かれるかもしれませんが、
理想の姿が会社員ではなく、自分の人生に対して自分で裁量権を持っている状態を目指している人であれば、必ず自分自身の市場価値向上に時間を割くべきだと思います。
いくら心身を整えても、経済的に一箇所に依存していれば、そこが「急所」になります。
依存を分散し、いつでも「NO」と言えるカードを揃えます。
- 具体的な操作:
- 市場価値のリアルタイム監視: 3ヶ月に一度は職務経歴書を更新し、自分のスキルが「外の世界」でいくらで売れるかを査定し続ける。
- 「独立予算(副業)」の構築: 1円でもいい、会社以外のルートからキャッシュを得る仕組みを作る。これは単なる金ではなく、「魂の自律」を支える軍事費である。
- 選択肢(オルタナティブ)の保持: 常に「他にも行く場所はある」という情報をストックし、会社との関係を「依存」から「対等な契約」へと書き換える。
初めは、会社員ではなく独立したいという理想を掲げていても時間が経つにつれてその思いは薄れてしまうかもしれません。
ですが、日々マインド醸成をする中でその理想を掲げ続け、
会社を「人生の全て」ではなく、「自分が選んで利用しているプラットフォーム」へと格下げしましょう。
「不快」の中にこそ価値がある
人生に不快はつきものだと思います。
不快があるから、現状を変えたいと強く望み、
そのために行動をすることができる。私はそう考えています。
「不快」という人生に足りないものがあるからこそ、
それを埋めるためのプロセスに幸福が宿ります。
私が考える理想の一つに、
全員が「自分の人生は自分でよくできる」と確信し、互いに高め合える世界、があります。
そこでは、「不安」とは恐れるものではなく
自分自身を「次のステージ」へ引き上げてくれる招待状のようなものとなっていることでしょう。
まとめ:今日、あなたの手で「新しい普通」を定義せよ
私たちの人生はその人のものです。
誰かが決めたレールや、誰かが決めたステージの上で輝くだけの人生ではなくてもいいと思います。
そして「普通」という言葉も世間一般と比較した上で使用される言葉だと思います。
そんなものに引っ張られる必要はなく、「普通」を自分の中で定義してしまいましょう。
不快を感じたら他人のせいにするのではなく、
自分の手で不快を取り除く「行動する側」の人間として
これからの世界を塗り替えていけると思います。
