「継続」と聞くと聞こえがいいかもしれません。
自分で決めたことをただひたすらやり続けること、それは立派なことですし
大きな目標を成し遂げるには必ず必要になることです。
ですが、時には柔軟性も必要になると私は思っています。
特に、過去の自分が決めたことに対して頑なに脳死でやり続けるのはお勧めできません。
今回は私が考える継続についてお話しいたします。
「一貫性」という名の残酷な檻
人間には「自分の行動や発言に一貫性を持たせたい」と言う強力がバイアス、
一貫性の原理というものがあります。
「あの時、自分でこの会社を選んだから」
「あの時、この道で行くと宣言したから」
と過去の自分の決断に対して一貫性を持たせたい、と思ってしまうのです。
その行動を続けている中で疑問が生まれたとしても、
一貫性を持たせるために続けてしまうのです。
過去の自分へのサンクコストが今の自分の足を引っ張っているのです。
過去の自分は「情報不足の素人」である
継続することは大切です、
一度決めたことをやり続けることは本当に至難の業です。
ですが、決めたことに対して改善を続けていくことも同時にとても大切でしょう。
そもそも、その行動をやると決めた時の自分は「情報不足のど素人」です。
3年前や1年前の自分は今の自分より圧倒的に情報も知性も不足していたはずです。
「今の自分が持っている全データを持って過去に戻ったとしても同じ選択をしますか?」
この回答がNOならその選択を維持し続けるのは誠実ではなく、
ただの思考停止です。
人生を「毎朝アップデートされるソフトウェア」と捉える
人生は常に今の自分一番若いです。
そして、適切な行動を続けていれば昨日の自分より今日の自分の方が成長しているでしょう。
今日の自分が何をするのか、という問いへの最適解の中に
「過去の経緯」という変数は入ってこないと思います。
今行なっている行動に誤った選択が含まれていたらすぐに修正して
仕様変更していきましょう。
「損切り」こそが最大の自己投資である
転職でも副業でも同じことですが、
損切りは大切です。
今やっている行動、今勤めている会社が泥舟だと気づいた瞬間に「次」へ飛び移るための
準備を始めてください。
「石の上にも3年」という言葉もありますが、それは根性論に過ぎません。
戦う場所を間違えたかもしれない、という自分を直視しないためのアクションフェイキングではないでしょうか?
今日から「過去の自分」と絶縁する3ステップ
過去は変えられませんし、どれだけ考えても意味がありません。
大切なのは今の自分と未来の自分です。
過去の自分に引っ張られないためにかき3つを意識してください。
- 「ゼロベース思考」の導入
- 過去の自分に「解雇通知」を出す
- 不快を「方向転換の合図」にする
もし今日、真っ白な状態で市場に放り出されたら、自分はどの道を選ぶか?を自問してみてください。
違う道を選ぶ場合は素直にその行動をやり始めることも強さです。
また、今の自分の主人は過去の自分ではありません。
未来の自分です。
未来の自分のために、少しでも未来が良くなるための行動が必要なのではないでしょうか?
それなのに過去に引っ張られて思考停止で行動を続けるのは愚策です。
もし、何か違うかも、という疑念が思い浮かんできたら未来の自分からの「その道は違うぞ」
というセンサーです。
まとめ:未来への誠実さこそが、真のストイックさだ
過去に執着するのは怠慢です。
過去の自分への誠意を見せるのではなく、私たちが考えるべきなのは未来の自分に対して、
今この瞬間に何ができるのか、を自分にとっての最適解を選び直すことです。
私たちは過去の自分の奴隷ではありません、
未来の自分のために、新しい道は常に開かれています。
思考停止で行動をし続けるのではなく、今の自分が持てる最適解を積み重ねて未来をより良くしていきましょう。
