『頑張っているのに人生が変わらない正体。偽りの行動「アクションフェイキング」の罠』

理想の自分、将来の目標に向かって毎日行動したい、やるべきことは明確にわかっているつもり、なのに今日も特に何も変わっていない。

今日どころかここ数ヶ月、長ければ年単位でも何も変わっていない。

そんな葛藤を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

何を隠そう、私もその1人です。

1日中カフェで本を読み、ツールを整え、完璧なToDoリストを作った。

それなのに、その日の夜になると虚しさが残る。

それはなぜなのでしょうか。

ここで一つ、皆さんは「アクションフェイキング」という言葉はご存知でしょうか。

直訳すると「偽の行動」となるわけですが、本記事では私の人生が全く変わらなかった原因の一つである「アクションフェイキング」について解説していきます。

なぜあんなに作業しても変わらないのか

将来の目標、理想の自分のために大きな目標を掲げそのために毎日毎日目標に向かって行動をしているつもりなのに人生が全く変わらない。その原因が

「アクションフェイキング(Action Faking)」です。

アクションフェイキング(Action Faking)とは、アメリカの起業家MJデマルコ(MJ DeMarco)が著書『アンスクリプテッド(Unscripted)』などで提唱した概念のことで、
「忙しくしているつもりだが、実際には成果につながる行動をしていない状態」を指します。

私たちが日々行うべき行動は「アクションフェイキング」ではなく「ハイインパクト・アクション」だったのです。

「アクションフェイキング」と「ハイインパクト・アクション」の違い

実は、我々が行なっている将来への行動は「アクションフェイキング」と「ハイインパクトアクション」の二つがあります。

  • アクションフェイキング: 達成感(ドーパミン)は出るが、成果には直結しないこと。
    • 例:新しいノートを買う、ロゴのデザインに悩む、成功者のYouTubeをハシゴする。
  • ハイインパクト・アクション(真の行動):心理的抵抗は大きいが、確実に一歩前進すること。
    • 例:1文字でも原稿を書く、商品をリリースする、顧客に電話をする。

こうやって比較すると、夜に虚しさばかり募る日は「アクションフェイキング」に分類される行動ばかりをしていませんか?

私はこの事実に気がついた時、驚きと同時にショックを受けました。

日々、進んでいると思っていた行動が実はその場で足踏みをしていただけに過ぎなかったのです。

足踏みはおろか、足踏みをするためのシューズ選びに過ぎなかったのかもしれません。

なぜ我々の脳みそは「偽の行動」を好むのでしょうか。

なぜ脳は「偽の行動」を好むのか?

脳みそは新たなチャレンジや、大きな一歩を嫌います。

いわゆるコンフォートゾーンやホメオスタシスと呼ばれるやつですね。

本質的な行動(ハイインパクトアクション)には「失敗する怖さ」や「苦痛」など心理的負担が伴います。

脳はその恐怖から逃れるために「準備」という名の手軽な達成感を求めてしまうのです。

心理的リアクタンスを回避するための脳の巧妙な罠です。

皆さんも、勉強を始める前にまずは机の上を掃除してからにしよう、と気づいたら掃除ばかりして勉強が進んでいなかった、なんて経験はあるのではないでしょうか。

実はこれもアクションフェイキングの一つなのです。

ではどうすれば我々はアクションフェイキングから脱出して、ハイインパクトアクションを行えるのでしょうか。

アクションフェイキングから脱出する「120%の選別」

アクションフェイキングから脱却し、ハイインパクトアクションを行う方法はただ一つ。

自分自身にシンプルな問いかけをすることです。

問い: 「今やろうとしていることは、1年後も価値を生む『資産』になるか?」

行動を行う前にただ一つ、この問いかけを自分に行うことただそれだけなのです。

勉強をする前の掃除、新しいノートを買う、YouTubeを見る、などはその瞬間は価値を生むかもしれませんが、1年後に価値を直接的に産むか、と問われるとNOだと思います。

もちろん、それを活かして結果的に資産になる可能性もあるかと思います、

ですが、それは結果としてその知見を活かして何某かの行動を行った結果であって、

それらが直接資産になるわけではないと思います。

私たちは放っておくとすぐにアクションフェイキングへ引っ張られてしまいます。

常に意識して欲しいことは下記の法則です。

法則:「インプットを1、アウトプットを9」**の比率へ。

  • Outcome=Action×Impact
  • どんなにAction(時間)をかけても、Impact(成果への直結度)が0なら結果も0である。

まとめ:今日から「準備」を禁止せよ

先ほどもお伝えしましたが、私たちは放っておくとすぐにアクションフェイキングの罠へ引っ張られてしまいます。

もう少し準備をしたら、あと少しこれについて知ったら、もっと完璧な計画を立てたら、

と行動を先延ばしにする理由はいくらでも思い付きます。

ですが、完璧な準備が整う日は永遠に来ません。

「不完全なまま、今すぐ戦場に出ること」だけが私たちの夢の実現を支えてくれます。

この記事を読み終えたら、皆さんもツールの設定ではなく一番「やりたくない本質的な作業」を3分だけやってみてください。

それを積み重ねた先にあなたが望む人生が待ち構えているに間違いありません。

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