「IT業界に興味があるけど、どんな仕事があるの？」
「インフラエンジニアってよく聞くけど、何をする人なんだろう？」
IT業界への転職を考えているあなた、特にITの知識がない文系出身者の方に向けて、今回はインフラエンジニアの仕事内容を１から解説します。
私も文系出身のため、転職エージェントとして活動を始めた際はIT業界の仕事内容について理解することがとても大変でした…
ですので、今回は専門的な知識を身につけていなくてもわかるように、極力噛み砕いて説明をしております！
本記事を読めば、インフラエンジニアの仕事の全体像を掴むことができます！
ぜひ今回の記事を読んで企業選び・職種選びの参考にしてみてください。
インフラエンジニアは「ITの縁の下の力持ち」
では、早速インフラエンジニアとは何か、という点から説明していきます。
インフラエンジニアは例えるなら「ITの世界の水道、電気、ガス屋さん」です。
普段我々が使っているウェブサイトやアプリ、会社のシステムが安定して動くためには、その土台となるITインフラが不可欠です。
このインフラとは、サーバー（Webサイトのデータを保管するコンピュータ）やネットワーク（コンピュータ同士をつなぐ通信網）といった、目には見えないけれど重要な設備のことです。
インフラエンジニアはこの土台となる部分を設計し、構築、そして安定して動かし続ける、
まさにIT業界の「縁の下の力持ち」なのです。
インフラエンジニアの主な仕事内容
インフラエンジニアの仕事は、主に３つのフェーズに分かれます。
1.設計・構築
システムやサービスが安定して動くように、どんなサーバーやネットワークが必要か計画を立てます。イメージは家を建てる前の設計図を書くような作業です。
設計が完了したら、実際に機器を設置したり、設定したりしてインフラを作り上げます。
2.運用・保守
一度作ったインフラを、24時間265日安定して動かし続けるのが運用・保守の仕事です。
定期的なメンテナンスや、異常がないかの監視を行います。トラブルが発生した時に、迅速に対応するのも重要な役割です。
3.改善・更新
昨今ではIT技術の進歩はかなり早く、通信量も膨大なデータを扱っています。
したがってこれまでと同じ設備を使い続けることは、避ける必要があります。
その際に、インフラエンジニアとしては、新しい技術を取り入れたり、より効率よくシステムが動くように改善したりします。
ユーザーの増加に合わせてインフラを拡張することも含まれます。
インフラエンジニアは未経験・文系でもなれる？
「理系じゃないと無理？」「未経験からでも転職できる？」
結論から言うと、インフラエンジニアは未経験者からでも十分に目指せる職種です。
私も仕事柄、IT業界を志す方が増えていることは身に染みて感じています。
これまでの世界とは異なり、今後の市場について学べば学ぶほどIT業界における人材価値はかなり増加していくでしょう。
それにいち早く気づいた方は、これまでのご経験・専門的な知識から、分野を変えてでもIT業界への転職を志しています。
ちなみに、IT業界は、人手不足の背景もあり、研修やサポート体制が整っている企業が多数存在します。
必要なスキルについて
・論理的思考力
・コミュニケーション能力
・学習意欲
これらのスキルは、学生時代やこれまでの仕事で培ってきたものかも知れません。
ITの専門知識がなくてもあなたの強みを活かせる仕事です！
インフラエンジニアの将来性【クラウド化が鍵！？】
実際に職種選びの際に、インフラエンジニアを視野に入れたはいいものの、
「インフラエンジニアって今後も需要があるのかな」と、思われる方もいるかと思います。
こちらもご安心ください、インフラエンジニアは今後も需要がなくなることはない、むしろ将来性が高い職種です。その理由は下記のとおりです。
1.ITの進化に「インフラ」は不可欠
AIやIoTといった最新技術も、その裏側では膨大なデータを処理するインフラが不可欠です。
テクノロジーが進化すればするほど、インフラエンジニアの専門性はより一層求められます。
2.クラウド化による働き方の変化
近年、AWSやGoogle Cloud Platform といった「クラウドサービス」の利用が拡大しています。
これによって、物理的な機器の管理から解放され、より効率的なインフラ構築が可能になりました。
クラウドの知識を身につけることで、インフラエンジニアとしての市場価値はますます高まります。時代に合わせてスキルをアップデートすることで、長く活躍できる可能性が広がります。
まとめ：手に職をつけたいならインフラエンジニアへ
インフラエンジニアの仕事は、なかなか我々の生活では身近に感じにくいかも知れませんが、私たちが当たり前に使っているITサービスを支える、とてもやりがいがある仕事です。
未経験からでも挑戦しやすい上に、将来性も高い。
もしあなたがIT業界に挑戦したい、手に職をつけたいと考えているなら、ぜひインフラエンジニアという道を検討してみてください。
あなたのキャリアチェンジを応援しています。
