転職活動を行う際のスケジュール感について徹底解説

転職活動

近年では自分の将来を考えるにあたって、キャリアプランの構築が身近なものになりました。

日本で有数の大企業が終身雇用制度の撤廃を行い、これまでの日本では当たり前だった一社で長く勤め上げることという常識自体が崩れ去っています。

そんな中、近年では特に「」の時代とまで言われる様になり、会社に依存しなくてもどれだけ自分に市場価値があるのか、またその市場価値をいかに高めていくのかという点が注目されています。

それにより、活発化している転職市場。日本ではまだ人生で何回も転職をする人は少数派に当たり、実際一度も転職をしたことがないという人も複数いらっしゃると思います。

実際に転職をするにあたって、いざ自分ごととして考えた際にどのタイミングで動き出せばいいのか、転職活動自体はどれくらいのスケジュール感で進んでいくのか、具体的にイメージがついている方は少ないかも知れません。

本記事では、私が実際に転職エージェントとし年間何十名もの方々を支援した経験をもとに、転職活動におけるスケジュール感についてまとめていきます。

一般的な転職活動のスケジュール感について

まずは転職活動のスケジュールの全体感についてです。

ざっくりと転職活動を始めて次の会社へ入社するまでは年ほど要するかと思います。

また、転職活動自体は平均的に2〜3ヶ月程度の期間を想定していただくといいかと思います。

具体的に下記がスケジュール感となります。

  1. 事前準備
  2. 応募先企業の選定
  3. 書類選考〜面接〜内定(2〜4週間程度)
  4. 内定承諾(1週間程度)
  5. 退職日の決定(1〜2週間程度)
  6. 入社日の決定(1週間程度)
  7. 入社(2〜3ヶ月程度)

と、転職活動は上記に分けられます。

転職活動が本格的に始まるのは「」に該当する書類選考からです。

1.2の段階で自分の履歴書・職務経歴書を作成した上で応募先企業の選定、書類選考が通過すればその後は面接です。

基本的に面接については2〜3回が平均となっています。

その後、無事に内定を勝ち取ることができたら条件提示と内定承諾の可否、無事内定承諾しましたら現職への退職交渉と転職先へ入社に向けて準備を初めていくことになります。

次章では上述した1〜7を具体的に解説していきます。

転職活動の内容

1.事前準備

転職活動を始めるにあたって、事前準備は欠かせません。この事前準備には履歴書・職務経歴書の作成も含まれてきますが、そもそも書類を作成するにあたってはこれまでの自身のキャリアの棚卸しを行う必要があります。

最終学歴から、現職での仕事内容まで記載した上で自己PRなども記載する必要があります。

履歴書については、プロフィール・学歴・職歴・資格などを記載するだけですので割とスムーズに作成ができるかと思いますが、職務経歴書の作成は意外と時間がかかります。

現在では、書類はインターネットで作成することが可能で、そちらの方が一般的になってきています。また、転職エージェントに相談してみるのも一つだと思います。

転職エージェントについては別記事で解説していますが、書類の添削や書き方の指導など転職活動全般を並走してサポートしてくれます。

2.応募先企業の選定について

履歴書・職務経歴書を作成した上で、自信が築きたいキャリアのルートが見えたら次のステップは応募先企業の選定です。

こちらも同様に現在ではインターネットで様々な求人情報を得ることができます。

転職サイトやハローワーク、転職エージェントなど求人情報の収集には困ることがなく、むしろ情報が多すぎて選べないくらいかも知れません。

その中で、ご自身に合った求人を選ぶのは少し難しいかも知れませんが、自分が描くキャリアを叶えられそうな求人をぜひ探してみてください。

ちなみに、転職活動・今後のキャリアを築く上で大切にしたいことは主に下記の3つになるかと思います。

  1. 業務内容
  2. 年収
  3. 勤務地

例えば、年収を上げたいという転職理由でも勤務地が極端に遠い求人は現実的ではありません。逆に、勤務地が多少遠くても年収がかなり高く提示される可能性があるものについては通勤距離を鑑みてもお釣りが来る可能性が高いです。

上記の1.2.3のバランスを重視して、どの条件がどこまで妥協できるのかという点をこの段階で決めておくことが結果的に判断をよりスムーズに進めることとなります。

3.書類選考〜面接〜内定(2〜4週間程度)

応募先企業を選び終えたら実際に書類選考へと移ります。

こちらは転職活動を行なっている手段によって異なりますが、基本的には自分で企業へ書類を送付する、もしくは媒体を経由して企業へ書類を送付することとなります。

書類選考に平均1週間程度時間を要します。

そこで無事に書類が通過すれば面接へと進みます。面接は基本的に1〜3回の企業が多く、面接2回の企業が最も多いかと思います。

書類選考通関連絡と同時に面接日程の調整を行うわけですが、働きながらの転職活動の場合現職とのスケジュールの兼ね合いも発生します。

また、企業によってはオンラインのみで完結する企業もあればどこかしらのタイミングで対面面接必須の企業もあります。

各企業の選考スケジュールを正確に把握した上で日程の調整が必要となります。

もし、複数社選考に入っており、現職で休みが取りにくい場合は1日に2〜3社の面接をまとめてしまうこともおすすめです。

少し頭の中が混乱してしまいますが、選考に遅れを生じるよりかはマシです。

4.内定承諾(1週間程度)

最終面接に無事合格し、正式に内定を得た場合はそこから内定承諾の返事をする必要があります。

基本的に内定承諾の返事をした場合は取り消すことができませんので慎重に判断をする必要があります。

ここで大事になってくる軸が、先ほど述べた「勤務地・条件面・仕事内容」となります。

最終的な意思決定にも反映してくる軸ですので、応募先の企業を選ぶ段階から慎重に選定する必要があります。

5.退職日の決定

新しい企業へ内定承諾をした場合は、次は現職へ退職交渉を行う必要があります。

退職交渉の注意点については別記事にてまとめさせていただきます。

退職交渉時は基本的に引き止めに遭う可能性がかなり高いですが、

確固たる意志を持って退職する旨を突き通しましょう。

実際に、強烈な引き止めにあい現職残留を選んでしまう方も一定数います。

ですが、現職へ残留したとしても、待遇が改善される保証もありませんし元々の転職活動の軸・きっかけとしていた部分が改善される保証はありません

また、やはり一度転職活動した身として後ろ指を刺されてしまいますので現職に居づらくなってしまう可能性も極めて高いです。

一つ注意点としては、退職交渉と記載しておりますが、交渉を行うのではなく退職する旨を伝える場にしましょう。

退職しようか迷っているという伝え方をしてしまうと「待遇を改善するから」「給料あげるから」という甘い誘いが飛んでくる可能性があります。

6.入社日の決定

無事に現職へ退職の意向を伝え、退職日が決まりましたら次は転職先の企業と入社日の調整を行います。

入社日については大きく分けて二つの特徴があります

・いつでも受け入れ可能

・企業側の受け入れ指定日がある

こちらは企業によりますが、基本的に後者の受け入れ指定日があることが多いかと思います。

1日付のみの入社や、締日の関係上15日付入社も可能など、企業と話をして決めていく必要があります。

退職交渉を行う際に、ある程度目処はつけた状態で入社日は決定されるかと思いますので大きくずれる心配はないかと思います。

少し空白期間が空いてしまうと保険の関係などが厄介ですので意外と注意が必要です。

7.入社

入社日が確定したら後は現職で引き継ぎをすませ、有休消化、新しい会社への入社に備えましょう。

特段何か大きなことをする必要はありませんが、健康診断の受診が必須であったり、制服の採寸が必要だったりなど企業ごとで入社日までの準備が異なりますので必ず企業に確認して進めていってください。

基本的には企業側から必要な書類や手続きに関する案内が届くかと思いますのでこちらも特段心配はいらないかと思います。

転職活動における注意点

一点だけ、転職活動を行う上でスケジュール感を意識してほしい理由があります。

それは、「選考のバラツキ」をなくす必要があるからです。

こちらは主に書類選考〜面接までの内容になりますが、選考のバラツキは基本的に避けた方がいいです。

一度に複数社応募する場合は必ず選考に差が生じます。できる限りこの差を小さくすることが理想なのです。

理由としましては、志望度が高い企業の選考を満足いくまで受け切ることができない可能性が生じるためです。

書類選考の結果や面接の調整などの差についてはまだ微々たるものです。

ですが、複数選考を進める中で、一次面接の企業と内定段階の企業が並んでしまうと大変です。

基本的に内定後は1週間程度で返事をする必要がありますが、もし志望度が高い企業が一次面接段階でそれほど志望度が高くない企業で内定が出ていると、内定を辞退して受かるかわからない選考を続けることは少し不安が募ります。

可能であれば内定を保持した状態で最も志望度が高い企業を受けることがおすすめです。

まとめ

転職活動を行う上でスケジュール感を頭に入れておくことは大変重要なことです。

しっかりと今後を見据えた上で転職活動を行う必要があります。

もしご自身だけで判断することが難しければ転職エージェントへ相談してみることもおすすめです。

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